説明不要の超有名店。開店からまだ６年ほどだが、東京ラーメンの概念を変えるほどの勢いを見せてきた。日本そば
の技術を応用したというそのラーメンは、とんこつと魚系の芳醇な香りが融合したスープ・・・今でこそ首都圏の多くの店
で見られるが、この店が先駆けである。一体どうやって作っているのだろうか、実に複雑で魅力的な味わいである。な
お、最近首都圏を中心に大人気の半熟味玉も、糸で切る（プリプリしていて包丁では切れない）という切り方と共に、こ
の店から広まったと言われている。

そして３年ぶりに再訪。芳賀店主はいなかった。やはり旨かった・・・が、人工的な味が舌に残った。５年前なら驚愕の
逸品だったかもしれないが、今となっては珍しい味ではない（とはいえかなり旨いとは思うが）。

（最終実食日　平成１６年８月２７日）