函館市花園町20−25 (産業道路沿い)

11時30分〜19時 水休(祝は営業・翌日休)



中華そば醤油550円
中華そば塩550円
つけめん600円


平成15年12月開店。北海道で「中華そば」の名称を使用する店は珍しく、ほのかに期待を持った。函館にしてはメニ
ューが非常にシンプルで、基本の醤油味と塩味、それらの特製版、つけめん、ごはん、その6つしかない。純粋にラーメ
ンの味で勝負したいという気持ちの表れであろう。
醤油味を注文したが、出てきたラーメンは札幌の『三角山五衛門』に似ているルックス。味の系統もそれに近い。鶏ベ
ースに魚介を加えたあっさり味はまさに「中華そば」といった感じ。これが旨く、スープを飲み干してしまった。添加物の
味も感じない。道産小麦2種を使用した自家製麺はつるつるとした細ストレート麺。具にはメンマの代わりに細い筍を使
用。ラーメンに対するこだわりが随所に窺える、期待の新店だ。
後日再訪し、今度は塩味。昆布と魚の香る超あっさり味。最初の印象は弱いが、徐々に「ふぁ〜、旨い」と感嘆に変わ
る。チャーシューも薄めだがジューシーで旨い。ほんの少量の揚げねぎがスープに細かな変化を持たせる。つけめんも
食したが、この麺は北海道の自家製麺の中ではかなり上位の出来ではないだろうか。
(最終実食日 平成17年5月17日)





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