札幌市手稲区星置3条9丁目10−15 (下手稲通沿い)

11時〜20時 水休



塩ラーメン650円
醤油ラーメン650円


とんこつ主流の札幌において、店主は鶏がらスープに拘泥し続けること10余年、今では札幌における鶏系ラーメンのト
ップランナーとしての地位を確固たるものとした感がある。
ここのスープはとんこつを一切使わない。鶏がらベースに、各種野菜と宗田鰹、根昆布、煮干しなどを加え、火加減に
細心の注意を払いながら煮込まれる。大味なラーメンが多い札幌の中では上品な印象だが、しかし物足りなさは皆
無。口に含んだ瞬間、和を強調した味わいが力強く舌に訴えかけてくる。あっさり派・こってり派問わず広く支持を受け
ているというのも納得できる逸品だ。肩ロースのチャーシューも、軟らかすぎず硬すぎず大変美味。
欲を言えば、若干だが素材がとがっているような印象を受けるのがやや気になるが。加えて、このスープにこの熱い油
膜は個人的には不要だと思うが(これらはこの店の個性と捉えてもいいのかもしれないが)、しかしこの油はしつこさは
全く感じさせない。それとスープをまだ途中までしか飲んでいないのに丼を無言で下げられたりと、接客に難があるとき
がままあるのが引っかかるかな。
店主も一押しという塩ラーメンが一番人気だが、秘密の製法で作られる醤油だれを使用した醤油ラーメンもおすすめ。
とにかく札幌の鶏スープ好きにとっては絶対に外せない一軒であるのは間違いない。なお店主によると、製法の関係で
開店直後と閉店間際では味がやや変わるとのこと。
平成18年7月に移転。それと共に店名を『吉林』から『きちりん』へ変更。
[評価文は移転前のものです(店データは移転後のもの)]
(最終実食日 平成15年9月2日)





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